2008年3月31日月曜日

“地域食”~焼津さば節汁~

3/29(土)、「第4回 駿河湾深層水まつり」にて
私がレシピ作成を行った『焼津さば節汁』の
お披露目が行われました。
当日はお天気にも恵まれ、
たくさんの方達に『焼津さば節汁』を
召し上がっていただくことができました。
この『焼津さば節汁』を作る際に取り入れたのは
“温故知新”。
伝統的な“さば節”を、新感覚で食べられるように
アレンジした一品です。
具体的には、万人が好きなカレー風味にし、
野菜のシャキシャキ感が楽しめ、
魚嫌いな人でも食べやすい“つみれ”を入れました。
今後、焼津市内のお店でも提供するよう、
現在、関係者が働きかけているようです。
“地域食”『焼津さば節汁』が根づくよう
地元の方達と協力しながら育てていきたいと思います。

2008年3月28日金曜日

こばたてるみ on Media

【新聞】
本日の読売新聞17面に掲載されている
『子どもとスポーツ<栄養補給編>』という記事に
取材協力致しました。
よろしければご覧くださいね!

2008年3月27日木曜日

料理教室の生徒体験

今日は間もなく2年生になる娘と
某企業の親子料理教室に参加してきました。
作った料理は、野菜ジュースを使用したスープやケーキ。
娘にとっては、普段と違う空間で
お友達と一緒に調理したことが楽しかったようです。
私自身もいつもは自分が料理教室の主催者側のため、
自宅で一緒に調理することはあるものの、
料理教室での共演は今まで殆どありませんでした。
そのため、今日の生徒体験はよい想い出になりました。
☆ルミ☆

2008年3月25日火曜日

“地域食”発掘の旅~静岡県富士市編~

じゃ~ん!
私が両手に持っている丸いものは何でしょう?
実はこれ、ジャンボサイズの
『ホワイトマッシュルーム』なんです!
最近ではサラダやパスタでよくみかけるようになった
ホワイトマッシュルームですが、
こんなBigサイズをみたのは初めて!
生産しているのは静岡県富士市にある長谷川農産で
写真の方は社長の長谷川氏です。
今から15年以上前に、
マッシュルームの本場オランダの技術を導入して
本格的にマッシュルームの生産を始めたそうです。
実際に、ホワイトマッシュルーム、
色が茶色で香りの強いブラウンマッシュルーム、
カサの大きいポットベラ(ブラウン)を
少しずつ試食させていただきましたが、
こんなに味や風味が違うのかぁ…と感心するほど
食べた後の感想が異なりました。
私が一番気に入ったのは、生で食べるのであれば
ホワイトマッシュルームの小サイズのもの。
これは、チーズのような濃厚な味と香りが
楽しめる一品でしたよ(^▽^)
昨日は、静岡県富士市にある企業で、
『富士ブランド』に認定されている品物を扱う
企業を富士商工会の方々のナビゲートで
訪問させていただきました。
ちなみに『富士ブランド』とは、
富士市で生産される工業製品、農林水産や
特徴あるサービスなどを認定したものです。
そしてそれらを全国に情報発信することで
地域振興と産業の活性化を目指しているんだそうです。
写真は『富士ブランド』に認定されている豆シリーズ。
「静岡県といえば、お茶!」というイメージを
持ってらっしゃる方、多いのではないでしょうか?
富士市の特産品の一つである「やぶきた茶」と、
バナジウムを多く含む富士山の伏流水を
使用したナッツ類を生産しているのは、
株式会社かつまたです。
こちらの企業では『茹でピーナッツ』も
扱っているのですが、中でも特徴的なのが
通常のピーナッツの2~3倍もある
巨大ピーナッツです。
きっと、ピーナッツを茹でるという
イメージがない方もいらっしゃると思いますが、
静岡県内の居酒屋では、
お通しメニューに登場することもあるシロモノです。
塩味の効いた茹でピーナッツ、
ぜひ一度ご賞味あれ!
こちらは新富士駅、富士駅で販売されている
富士山弁当。
う~ん、確かに富士山の形してますねっ。
そしてこちらは、山大園(お茶屋)主人の渡辺氏が
真心こもったお茶を入れてくださっているところ。
お茶は入れる温度や時間で
甘味や苦味、渋みを調節できる飲み物なのです!
たった一杯のお茶で、
安らぎの時間を得ることができます。
1日に1回だけでもいいから
そんな時間をみんなが持てたら
もっと世の中がよくなる気がします。
『製紙の町』といわれる富士市でも、
いろんな『地域食』に出会うことができました。
そしてとても印象的だったのが、
生産者の方達の熱い想い。
まるで昔気質の職人さんのようでした。
この熱い想いが新たな商品を生み出す
原動力になっているのだと実感しました。
帰りには雨もあがり、富士山が…。
やっぱり、富士は日本一の山~♪ですね。
☆ルミ☆

2008年3月13日木曜日

富山の日本酒

わが家の梅も近所の梅の木も満開。
もう少しすると今度は桜。春ですね。。。
さて、昨日は都内で行われた
『富山でしか手に入らない酒と食材フェアー』に
お邪魔してきました。
富山県の秘酒をつくる酒蔵が集い、
富山の料理をつまみながら試飲させて頂きました。
日本酒というと辛口が人気のようですが、
成政酒造のお酒には、
「-26」という凄く甘口のお酒があります。
女性に人気?と思いきや、
結構オジサマ方にも人気の商品だそうです。
こちらの桝田酒造でもおもしろい日本酒を発見。
ワインの樽の中で、日本酒を約4年間熟成。
樽から染み込むワインの風味がうっすら感じられる
日本酒です。
富山県のお料理というと、ます寿司が有名ですが
今回はシロエビ、ホタルイカのお刺身や
昆布〆かまぼこ、くんせい豆腐、かぶら寿司などが
並んでいました。
また、寒い土地ならではの、雪下野菜もありました。
日本には本当にまだまだ知られていない
名食材やお酒がいっぱいあると実感。
たくさん美味しいものをいただくために、
エクササイズもがんばりま~す!
☆ルミ☆

2008年3月9日日曜日

こばたてるみ on Media

【雑誌】
ESSE2008年4月号の別冊付録『Kid’s ESSE』の
P.24-29(扶桑社)に掲載されている
「子どもを伸ばすスピード朝ご飯」という記事の
監修&料理作成を担当しました。
学力・体力・免疫力アップをテーマに、
“栄養バランス” “手軽さ”を考慮した
朝食をご紹介しています。
ぜひご覧くださいね!

2008年3月6日木曜日

Which do you like better, tofu or doughnut ?

先日、事務所をご訪問くださった方からの差入れドーナッツと、
昨日、静岡県立大学 副学長の木苗教授が作ってくださったお豆腐。
あなたなら、どちらがお好きですか?
多分、シーンによって、選び方が変わりそうですよね。
すっごくお腹が空いている時には、極甘のドーナッツをガブリッ。
一方、食べ過ぎでカラダが重い時や、
素材の味を楽しみたい時などはヘルシーなお豆腐を
チョイスするのではないでしょうか?
また、一緒に食べる方の嗜好や
一緒にとるドリンクなどにも左右されるかもしれませんね。
私自身は、食の安全が確保されているものであれば、
基本的に食べちゃいけないものはないと思っています。
つまり、要は『食べ方が重要!』なのだと。
あとは、『食べたら動くこと!』これも大切ですよね。
いろんなものを楽しく・おいしく食べ続けていきたいなぁ
って思っています。       ☆ルミ☆

2008年3月4日火曜日

わが家の食育・雛寿司

3月3日は“ひな祭り”。
食育を学び、実践し、普及する中で、
“行事食”や“地域の伝統食”の重要性を
実感しています。
ということで、娘と一緒に雛寿司をつくりました!
猫ちゃん雛寿司で~す(^^)
本人は、お内裏様とお雛様を
本当は描きたかったようなのですが、
寿司飯の具がカラフルだったため差別化が難しく、
結局、猫ちゃんになったようです(笑)。
でも、包丁でにんじんを切る姿や
盛り付けする様子をみて、娘の成長を実感。
まだまだ小さいと思っていましたが、
7歳にもなると結構しっかりするのですね。
次回は何を一緒につくろうかな(*~v~*)
☆ルミ☆

2008年3月3日月曜日

こばたてるみ on Media

【雑誌】
関東経済産業局・(財)経済産業調査会が発行している
『いっとじゅっけん』2008年3月号P.18~21に
「地域資源発掘キャラバン~地域食でまちづくり~
vol.2新潟市“食の陣”の巻」というテーマの執筆記事が
掲載されています。
【テレビ】
3月3日(月)20:00~20:25(再放送0:00~0:25)
沖縄ケーブルネットワーク OCNコミュニティチャンネル
『沖縄ニューストゥデイ』に
沖縄での講演会の様子が放送されます。
よろしければご覧下さい!

2008年3月2日日曜日

“地域食”発掘の旅~沖縄編~

2/28-29に沖縄へ行き、一足早く“春”を感じてきました。
今回は、北谷町(ちゃたんちょう)主催の
市民向けの講演会で、
食育とスポーツ栄養のお話をしてきました。
講演会終了後、有志が集まり、
食べて・飲んで・語って楽しいひとときを過ごしました。

そして翌日は、北谷町役場で栄養士を務める
大城さんが、沖縄の食材や食文化を
“地元食のプロ”“家庭のプロ(主婦・母)”の視点で
案内してくださりました。
その一部をご紹介します。

おしゃれに盛り付けられたこの一品は、
『テビチー』つまり、豚足を煮込んだ料理です。
沖縄といえば、豚肉料理が有名ですよね。
市場にはたくさんの豚肉が並び、
豚の頭や顔、足、内臓の部分も販売されていました。
また、露店では野菜や果物などと一緒に
豚の皮を油で揚げたものがパック詰め(写真中央)で
販売されていました。
豚の顔や頭の部分は、茹でたものを細切りにして
和え物にして使うことが多いそうです。
すでに細切りしたものやピーナッツで和えものなども
真空パックで販売されていましたよ!
食感はコリコリしているそうです。
沖縄のおそばも特徴的ですよね!
スーパーに行っても、
日本そばの姿は殆ど見当たらず、
やきそばの麺のようなものが『沖縄そば』として
販売されています。
やきそばなどの中華麺と同様に“かんすい”が
入いっているので色は淡黄色。
麺と麺がくっつかないように油がかかっているので
食べる前に麺を茹でて油抜きしてから食します。
しか~し、最近は“面倒くさい、油は旨味”といって
油抜きせずに食べる方もいるらしく、
こうした積み重ねが高脂血症や肥満者増加にも
つながっているそうです。
ところで、上の写真にある2種類のそば。
どこが違うかわかりますか?
正解は、入っているお肉の部位の差です。
ちなみに『沖縄そば』は三枚肉(ばら肉)を、
『ソーキそば』はアバラ肉を
じっくり煮込んだものが入っています。
『チャンプルー』も沖縄料理として有名です。
今回はお麩入りの『麩チャンプルー』を頂きました。
沖縄では、“植物性たんぱく源”として
豆腐と並び、お麩をよく使うそうです。
スーパーや市場でも、
長い車麩が3本200円以下で販売されていました。
その他にも沖縄県魚のグルクン、
温暖な地域ならではのパパイヤ、マンゴー、
ドラゴンフルーツ、そして関東の“ぽんかん”に
似た柑橘系の“たんかん”、
野菜ではゴーヤやはんだま(つるむらさき似)など
沖縄県産の食材が所狭しと販売されていました。
また、スーパーなどでは、
1本(350ml)約30円の嗜好飲料や、
顔のサイズぐらい大きいメロンパンが
155円で販売されているなど、
所々にアメリカ的な部分も垣間見られました。
沖縄の食材や料理を拝見して感じたのが、
油脂を使った料理がかなり多く、
安価で砂糖などの甘味も摂り易い環境にある点です。
すなわち、各自がしっかりとコントロールしなければ
生活習慣病やメタボになりかねないと思いました。
北谷町役場の大城様をはじめ、スタッフのみなさん、
参加者の方々、どうもありがとうございました。