2009年12月13日日曜日

日本酒でお米の消費拡大?

「ごはんで給食セミナー」のパネルディスカッションに参加させて頂きました。
 
ワインソムリエの田崎さん、京大・脳科学者の中村先生、
世田谷区希望丘中の栄養士・菅先生、

私はスポーツ栄養士の立場でお話させていただきました。
コーディネーターは、全国350ヶ所も給食の食べ歩きをなさっている
給食研究家の吉原先生。
本番はもちろんのこと、打合せのディスカッションも充実していて楽しい一日でした。
 
各分野のトップを極めてらっしゃる方のお話には、学びが多くあると同時に、
必ずといっていい程、おもしろいネタが盛り込まれてます。
例えば今回では、
「チンパンジーは幼い頃はお尻に白い毛が生えていて、
その時期は他のチンパンジーから食べ物を分け与えてもらえる」とか、
「お米の消費拡大に“酒”という形で貢献してる」とおっしゃるパネリストの方も(^^)。。
私もその一人かも(笑)。
ただ、お酒は食料自給率の計算には含まれていないそうですし、
もし、入れたとしても、ビール関連商品の消費が多い日本では、
食料自給率アップにはなかなかつながらないそうです。
 
今回のテーマに焦点を当てると、
学校給食で「ご飯」が登場する全国平均は、週3.0回(H19年度)。
高知県は4.0回、米どころ新潟は3.7回。
一方、東京は2.8回、神奈川は2.5回ということで
都市部のごはん給食の回数はやや低め。
(※最新データでは、東京は3.0回になっているそうです)
ただ、農家の少ない東京でも、少量の地場産品を給食に取り入れたり
授業とリンクさせながら食育を進め、ごはん給食の促進も図ってらっしゃるそうです。
 
共演者の皆様、“花マル”な時間をありがとうございました!
 
P.S.19日も同イベントに参加させていただきます。
☆ルミ☆

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